働く先輩M.S

お客さまのために頑張ろうと思える仕事

2021年入会業務部M. S

日本労信協を志望した理由

就職活動で金融機関の仕事を調べる中で、労働金庫(ろうきん)や関連の保証会社(日本労信協)の存在を知りました。当時は「保証会社が債務保証すると金融機関は安心してお金を貸せるようになるため意義のある仕事だな。」という認識でおり、債務保証を通じて多くのお客さまに寄り添うことができる点に魅力を感じました。また、採用面接に対応してくれた人事担当者の雰囲気が穏やかで、人柄に社風が表れているように感じ好印象だったため「ここで働きたい!」と思うようになりました。

現在の仕事

現在は業務部の保証審査部門に所属し、インターネット上で申込完結する「ろうきんWeb完結型ローン」の保証審査(日本労信協がお客さまの借入を保証できるかどうかの審査)を担当しています。ローンの種類は自動車ローン、教育ローン、カードローン等、さまざまです。出社すると、申込(案件)が割り振られ、日によって振り分けられる件数はばらつきがあります。少ない日は15件程度、多い日は30件程度、審査を担当します。審査に時間がかからない案件もあれば、時間がかかる案件もあります。自分の担当が終わったら仲間の審査を手伝い、仲間が休んだ日は案件を引き継いで進捗を確認します。お客さまへ審査結果を早く届けるため、全員が協力しながら審査を進めています。2024年度からは審査の他に申込や審査のシステムを改修する仕事にも取り組んでいます。

仕事のやりがい

Web完結型ローンには一定の保証基準が設けられており、審査基準に照らせば結論を出せる案件がほとんどです。しかし、さまざまなお客さまからのお申込みがあるため、内容によっては上司や労働金庫の担当者と協議が必要な場面も発生します。このような杓子定規に審査できない案件に出会うと、やりがいを感じます。また、審査をしていくうえでの気づきやイレギュラー対応の経過、自分なりの審査ノウハウを仲間と定期的に共有する機会があったり、周囲の職員の業務を見渡しながら仲間と協力して取り組めたりすることが仕事のモチベーションを維持するうえで役立っています。

印象に残っているエピソード

インターネットで申込が完結するため、対面でお客さまとやりとりさせていただく機会はありませんが、Web完結型ローンの申込は年々増加しており、ニーズの高まりを実感しています。日々忙しく、労働金庫の窓口を訪ねる時間のないお客さまにとって、24時間・365日申込できるWeb完結型ローンは便利だなと思いますし、その保証審査を自分が担っていると思うと、お客さまのために頑張ろうという気持ちになります。

やり遂げたい目標

現在の仕事でいえば、審査担当者としての経験を生かし、お客さまの利用する申込システムや職員が利用する審査システムを、さらに使い勝手が良くなるように改修していくことです。システムの改修では、法令の改正があれば、それに則った方法で申込みができるように方法を考えることも必要なため、日々勉強しながら取り組んでいきたいと考えています。キャリア形成の観点でいえば、代位弁済審査や債権回収の業務も経験して、信用保証の幅広い知識とスキルを身に付けていきたいと考えています。

働く先輩