働く先輩A.M
労働金庫に寄り添う仕事
日本労信協を志望した理由
私は新卒で、日本労信協に入会しました。金融機関を志望した理由は、生活の基盤となる「お金」を通じてたくさんの人の夢を叶えたいと思ったからです。その中で非営利組織である労働金庫の存在を知り、業界分析を行う中で、保証機関である日本労信協の存在を知りました。自分は穏やかな性格でまわりとの協調性を大切にするタイプと自己分析し非営利組織で着実に仕事をする道を選びました。

現在の仕事
労働金庫が融資した案件において、さまざまな理由で返済できなくなったお客さま(債務者)の代わりに、金庫へお金を支払うことを「代位弁済」と言います。代位弁済を行うにあたり、金庫融資の適格性の確認や法的問題がないか等さまざまな観点から検証するのが代弁審査部門の主な仕事です。労働金庫より代位弁済の請求を受付してから、1か月程度でお金を支払っています。部署内は、年齢が近い職員が多く、仕事のこともプライベートのことも和気あいあいと話せるような、コミュニケーションが比較的多い職場です。
仕事のやりがい
20代からスケールの大きな案件を動かすことができる点が魅力です。金額が大きいケースだと、1案件で数千万円前後動かすこともあります。月換算すると部署全体で、数十億円程度の金額を動かしています。若いうちから責任感を持って仕事に取り組めるのが代弁審査部門の魅力です。一方で、個人情報や金銭の取り扱いが多い仕事のため、正確な業務を心がけています。「やるときは集中してやる、休憩はしっかり取る」をモットーに日々、業務に当たっています。

印象に残っているエピソード
代位弁済にあたり、送られてきた資料だけでは代位弁済に応じることができるか判断がつかないケースもあります。そこで労働金庫と連携しながらどうしたら代位弁済できるかを上司と協議した案件がありました。代位弁済するまで通常は1か月程度ですが、その案件は3か月程度かかりました。代位弁済したときに、労働金庫の担当者から「親身に相談にのってくれてありがとう」と感謝の言葉を言われたときは、しっかりと自分の職務を果たせたと実感できたと共に、これからも労働金庫のために尽力しようと思いました。
やり遂げたい目標

代位弁済のプロセス簡素化を目指し、業務の効率化を行い、より早く労働金庫へ入金できるような仕組みづくりに尽力したいと考えています。金庫の経営もネット銀行の台頭や労働組合率の低下、少子高齢化により市場の縮小が予想されます。資金を円滑に提供することで、労働金庫の負担軽減につなげていきたいと思っています。
日本労信協は責任感を持って仕事ができる一方で、プライベートも大切にできる職場です。比較的職員数が少ないため、仲間と積極的にコミュニケーションが取れ、休日には同期と遊んだりもします。「ワークライフバランス」を重視しながら、長く働いていきたいと思っています。